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tern Linkシリーズはどんな人向け?|A7とD8を比較

tern Linkシリーズは、20インチの街乗り向け折りたたみ自転車です。Link A7は7段変速と20×1.75タイヤ、Link D8は8段変速と20×2.0タイヤを採用します。公式重量はいずれも12.1kgですが、ハンドル調整やフレーム接合部、折りたたみ寸法に違いがあります。

どちらもモーターやバッテリーを持たない非電動車です。価格だけでA7、段数だけでD8と決めず、走る路面、家族との共用、折りたたむ頻度から選びましょう。

Linkは調整機構とタイヤ幅で選ぶ

基本的な街乗りならA7、姿勢調整と太いタイヤを重視するならD8から試してください。

Link A7とD8の違いを一覧で比較

項目 Link A7 Link D8
変速 1×7段 1×8段
重量 12.1kg 12.1kg
タイヤ 406・20×1.75 406・20×2.0
ブレーキ Vブレーキ Vブレーキ
折りたたみ寸法 39×80×73cm 38×79×72cm
ハンドル調整 伸縮式ハンドルポスト Androsステム
フレーム接合部 FBLジョイント OCL+ジョイント
公式税込価格 65,780円 104,500円

A7は街乗りに必要な装備を備え、価格を抑えた入門モデルです。D8は変速を1段増やすだけでなく、太いタイヤ、位置調整しやすいステム、異なる接合部を備えています。約3万8千円の公式価格差に見合うほど、D8の機能を使うかどうかで判断します。

A7は買い物や駅までの短距離移動に向く

A7はシマノTourneyの7段変速、14-28Tの後ろギア、20×1.75タイヤを採用します。通勤で使う駅までの移動や買い物など、近所の舗装路で折りたたみ自転車を使い始めたい人の候補になります。

価格の低いA7を選んでも、折りたたみ固定部の確認やブレーキ調整は省けません。長い坂や荒れた舗装路を走る場合や、家族で共用してハンドル位置をよく変える場合は、D8も試してください。

D8は太いタイヤと幅広いギア比が特徴

D8はシマノClarisの8段変速、11-32Tの後ろギア、20×2.0のSchwalbe Big Appleタイヤを備えます。A7より軽いギアを選びやすく、タイヤの空気量も多い構成です。段差などでの振動が気になる人は、実車で乗り心地を比べてください。

太いタイヤでも段差を無視できるわけではありません。縁石や溝の手前で減速し、空気圧を適正に保ちます。幅が広いぶん、交換タイヤやフェンダーは20インチ表記だけでなく406規格と対応幅を確認しましょう。

どちらも12.1kgだが持ちやすさは同じとは限らない

公式重量はA7とD8の両方が12.1kgです。しかし、折りたたんだ車体の重心、フレームを握れる場所、ハンドルの固定状態によって運びやすさは変わります。

輪行を想定するなら、車体だけでなく袋、鍵、ライト、工具を加えた状態で持ちます。「駅構内を10分歩く」「階段を2階まで上る」のように利用場面を再現して比較してください。

D8のAndrosステムは家族共用に役立つ

D8のAndrosステムは、工具を使わずハンドルの高さや位置を調整できます。同じ車体を身長や好みの違う家族で共用するとき、前傾姿勢と上体を起こした姿勢を切り替えやすい点が特徴です。

調整できる範囲が広くても、毎回正しく固定できなければ安全に使えません。レバーの操作手順、限界位置、固定後のがたつきを販売店で習い、走行前に確認しましょう。

A7は伸縮式ハンドルポストで高さを調整

A7は350~450mmの伸縮式ハンドルポストを備えます。D8のAndrosステムとは機構が違いますが、乗る人や姿勢に合わせて高さを変えられます。

公式の適応身長は両車とも142~190cmです。ただし範囲内でも足つきや腕の長さは異なるため、サドルとハンドルを調整し、停止時に支えられるか、ブレーキレバーへ指が届くかを試してください。

FBLとOCL+は操作手順が異なる

A7はFBLフレームジョイント、D8はOCL+ジョイントを採用します。D8はレバーを閉じるとセーフティロックが働く構造で、A7は前後を包むようにクランプするFBL方式です。

名称より重要なのは、所有する車体の手順を守ることです。展開後にレバーが最後まで閉じ、フレームとハンドルにがたつきがないか確認します。動きが以前より軽い、閉まり切らない、異音がある場合は乗車せず点検を依頼してください。

折りたたみ寸法の差は小さくても実寸で確認

用途 A7 D8 確認方法
玄関保管 39×80×73cm 38×79×72cm 扉と避難経路も測る
自動車へ積む 開口に通す角度を見る 同左 荷室内で固定する
輪行 袋と総重量を確認 袋と総重量を確認 交通事業者の規則を読む

三辺の差は各1cm程度ですが、追加したラックやバッグ、袋の厚みは含まれません。収納場所にぎりぎり収まるかだけでなく、手を差し入れて安全に出し入れできる余白があるかも確認しましょう。

7段と8段は段数だけで決めない

A7は14-28Tの7段、D8は11-32Tの8段です。D8は重い側と軽い側の範囲が広く、平地で速度を乗せる場面や坂で軽くこぐ場面を選びやすい構成です。

平坦な短距離ではA7の7段で足りる人もいます。普段の坂、信号の数、荷物、走る距離を伝え、試乗では発進前に軽い段へ戻せるか、必要な速度域を無理なくこげるか確認してください。

Vブレーキはシューとリム面を点検

両車ともVブレーキです。乗車前に左右のレバーを握り、レバーがグリップへ付き切らず、車輪を確実に止められるか確認します。

ブレーキシューの溝、左右の当たり方、ワイヤーのほつれ、リム面の汚れも見ます。雨天後や長い下りで制動感が変わる場合があるため、異音や片効きがあれば使用を控えて整備を依頼しましょう。

LinkとVergeは速さより用途で分ける

Linkは街乗り、姿勢調整、太めの406タイヤなど日常利用を重視したシリーズです。Vergeには451ホイールや油圧ディスクブレーキを備え、よりスポーティな走行へ寄せたモデルがあります。

短距離の移動や家族との共用ならLink、舗装路を長めに走りスポーティな乗り方を楽しみたいならVergeを候補にして比較してください。tern Verge X11・P10・D9・N8の違いで詳細を確認できます。

バッグやラックが取り付けられるかはA7・D8それぞれで確認する

Linkはラゲッジソケットを使った前側用品や、リアラックなどを追加できます。ただしA7とD8では接合部や対応部品が同一とは限りません。商品名に「tern用」とあるだけで購入せず、適合表と実車の取付部を確認してください。

荷物用品を付けると重量、折りたたみ寸法、ケーブルの動きが変わります。取り付け後に折りたたみ操作を行い、部品同士が接触せず、荷物が車輪やブレーキへ入らないことを点検します。

CYCLE iの掲載価格を比較

2026年10月5日にCYCLE iで確認した税込掲載価格は、Link A7が59,800円、Link D8が95,000円です。公式税込価格はA7が65,780円、D8が104,500円で、どちらも差があります。

注文時の車体価格に加え、ライト、鍵、ヘルメット、輪行袋、必要なラックやカゴ、防犯登録を含む総額で比べます。価格は変わるため、注文確定前の表示を改めて確認してください。

A7とD8を用途別に選ぶ

  • A7が向きやすい:平坦な街乗り中心で購入費用を抑えたい
  • A7が向きやすい:7段変速と20×1.75で用途を満たせる
  • D8が向きやすい:太い20×2.0タイヤで路面からの振動を抑えたい
  • D8が向きやすい:家族共用などでハンドル位置を頻繁に調整したい
  • 別シリーズも比較:輪行時のコンパクトさを最優先する、または451規格のホイールで長めの距離を走りたい

ternの折りたたみ自転車の評判と選び方では、Link・Verge・BYBを含むブランド全体を整理しています。

よくある質問

Link A7とD8の重量は同じですか?

公式値はどちらも12.1kgです。ただし追加用品を含む総重量や折りたたんだときの持ち方で負担が変わるため、同じ装備条件で持ち比べてください。

Link D8は電動自転車ですか?

いいえ。Link D8とA7は非電動の折りたたみ自転車です。名称にD8を含む電動カーゴ車のQuick Haul D8などとは別製品です。

まとめ

tern Link A7とD8は、どちらも406規格の20インチ、Vブレーキ、12.1kgの非電動折りたたみ自転車です。A7は7段と20×1.75で価格を抑え、D8は8段、20×2.0、Androsステム、OCL+ジョイントを備えます。

基本的な街乗りと費用を優先するならA7、姿勢調整、太いタイヤ、広めのギア範囲を使うならD8から検討します。折りたたみ操作、乗車姿勢、持ち上げを同じ日に試して決めましょう。

参考資料