ブリヂストンのラクットは、またぎやすさと足つきを重視した買い物向け電動アシスト自転車です。2026年モデルは20型・24型・26型があり、価格はいずれも176,800円です。同価格だからこそ、タイヤの大きさではなく、最低身長、重量、走行距離、保管場所で選びます。
最初に20型・24型・26型を比較
| サイズ | 最低身長 | 重量 | 走行距離 | 選択の軸 |
|---|---|---|---|---|
| 20型 | 128cm〜 | 25.1kg | 弱110km/強65km | 低い足つきと小回り |
| 24型 | 130cm〜 | 26.5kg | 弱110km/強65km | 足つきと安定感の中間 |
| 26型 | 139cm〜 | 28.0kg | エコ200km/オート105km/パワー62km | 距離と大径タイヤ |
数値と価格は2026年9月27日にメーカー公式ページで確認しました。20・24型と26型ではモード表記と仕様が異なるため、走行距離を横一列にして優劣を付けないでください。
20型のラクットでも車体重量と押し歩きの負担を確認する
20型は最低身長128cmで、足を着きやすい候補です。ただし重量は25.1kgあります。一般的な非電動の小径車の感覚で持ち上げられるとは考えず、駐輪場で方向転換し、スタンドを掛ける動作を試します。
タイヤが小さくても、車体全長やハンドル幅が保管場所に収まるかは別問題です。玄関やエレベーターに入れる場合は現物寸法を測ります。
ラクット24型は20型との足つき・こぎ心地の違いを試す
24型の最低身長は130cm、重量26.5kgです。20型よりサドル位置と車体が大きくなります。20型でペダルの回転感や段差が気になり、26型では足つきに不安がある人が比較する位置です。
20型との差は身長目安2cmだけではありません。試乗では発進、停止、狭い場所での旋回、カゴへ荷物を入れた状態を比べます。
26型は長距離を含む使い方に向く
26型は最低身長139cm、重量28.0kgです。公式は「長距離走れる26インチ」と位置付け、エコモード200kmを掲げています。押し歩きや駐輪で重さを扱えるかが選択条件です。
長い走行距離は測定条件での値です。パワーモードは62kmなので、坂が多い地域ではこちらを充電計画に使います。
価格と年式を混ぜない
CYCLE iでは2025年モデルを20・24型152,890円、26型161,990円で掲載し、現行仕様の24型RK4B37も158,940円で掲載しています。2026年のメーカー希望小売価格176,800円と単純比較せず、商品ページの年式、車種略号、仕様、在庫、保証条件を確認してください。
チャイルドシートの可否はサイズで異なる
公式ページは20型と24型について「フロントチャイルドシートおよび、リヤチャイルドシートは装着できません」と明記しています。一方26型は、リヤキャリヤをリヤチャイルドシートも取付けられるクラス27(耐荷重27kg)とし、「チャイルドシート装着には条件があります」と案内しています。
つまり、低床で乗りやすいからという理由だけで20型・24型を送迎用に選ぶことはできません。26型を子ども乗せで使う場合も、条件と適合する座席を販売店で確認してから決めてください。前後2人を乗せる予定なら、幼児2人同乗基準適合車から探します。
ラクットは20・24型と26型で走行モードが異なる
公式の走行距離は、20型・24型が弱モード110km/強モード65km、26型がエコ200km/オート105km/パワー62kmです。モードの名称と段数が異なるため、最長値どうしを比べても同じ条件の比較にはなりません。
いずれもJIS D9115のB法による測定値です。坂の多い経路では、20型・24型は強モード65km、26型はパワーモード62kmを基準に充電の間隔を考えると、実際とのずれが小さくなります。
CYCLE iの掲載価格
2026年9月27日時点で、CYCLE iには2025年モデルの20型・24型(RK0B45/RK4B45)が152,890円(税込・12%OFF)、26型(RK6B45)が161,990円(税込・7%OFF)で掲載されています。ただし20・24型で在庫があるのは1色のみ、26型は売り切れでした。
現行仕様にあたる24型(RK4B37)は158,940円(税込・10%OFF)で掲載されています。CYCLE iはこの品番を2027年モデルと表記しており、メーカー公式の発売時期表示とは呼称が異なります。価格だけで選ばず、品番で仕様を確認してください。
試乗で見る3つの動作
- サドルを適正位置にし、停止時に無理なく足を着けるか
- 前カゴに普段相当の荷物を想定し、ハンドルを切れるか
- 電源を切った状態でも押し、両立スタンドを掛けられるか
年齢だけでサイズを決めず、利用者本人の体格、筋力、駐輪環境で選びます。
3サイズの選び分けを整理する
足つきを最優先し、短い距離の買い物中心なら20型(最低身長128cm・25.1kg)です。足つきと走行の安定を両立したいなら24型(130cm・26.5kg)、距離を走る使い方や大径タイヤの走行感を重視するなら26型(139cm・28.0kg)が候補になります。
3サイズとも価格は176,800円(税込)で同額のため、価格差では選べません。最低身長、重量、走行距離のモード表記、そしてチャイルドシートの可否という4点で切り分けてください。
駐輪と保管の条件を先に確かめる
ラクットは3サイズとも25.1〜28.0kgあり、非電動の同サイズより重くなります。駐輪場のラックが上下2段式の場合、上段へ持ち上げられるかは重量と持ち手の位置で変わります。
また、20型は「安心発進設定」によるマイルドな発進制御が入るとCYCLE iの商品情報に記載があります。発進時の挙動が穏やかな分、坂道の登り始めでの体感も変わるため、可能であれば実車で発進と停止を繰り返して確かめてください。屋外保管なら、車体カバーを掛けたときに前カゴやハンドルが収まるサイズかも確認します。
購入前にそろえる情報
販売店へ相談するときは、利用者の身長と股下、毎日の走行距離、坂の有無、駐輪場所の寸法、子どもを乗せる予定の有無を伝えます。ラクットは20型・24型が前後チャイルドシート非対応、26型は条件付きのため、この情報があると候補を絞りやすくなります。
価格と割引率の見方
CYCLE iの表示は希望小売価格に対する割引率つきで、2025年モデルは12%OFF、現行仕様の24型は10%OFFでした。割引率が高いほど得とは限らず、年式によってバッテリー容量や装備が変わります。
旧年式を選ぶ場合は、補修部品とバッテリーの供給期間、保証の起算日を販売店へ確認してください。数千円の価格差より、あとから交換するバッテリーの入手性のほうが総額に影響することがあります。




