尼崎市で家庭から出る自転車を捨てる場合は、「大型ごみ」として事前に収集を申し込みます。一般に粗大ごみと呼ばれるものは、尼崎市では大型ごみという区分です。市のごみ分別辞典では、一般的な自転車だけでなく、電動自転車やマウンテンバイクも対象に含まれ、ごみ処理券600円と案内されています。
電動自転車は、車体とバッテリーを同じ方法で出しません。バッテリーを取り外し、購入店等へ回収を依頼するのが尼崎市の案内です。申込から排出までの手順と、バッテリーの行き先を分けて確認しましょう。
買い替え前に必要な装備を整理する
新しい車体を選ぶときは、今の自転車で使っていた用途、走行距離、カゴ、幼児座席の必要性から比較しましょう。
家庭の自転車は大型ごみで申し込む
尼崎市の大型ごみは有料・申込制です。収集日にいきなりごみ置き場へ出すのではなく、電話またはインターネットで収集日を予約します。申込時には、電動式か、子ども用のペダル無し自転車か、台数はいくつかを正確に伝えてください。
電話の申込先は家庭ごみ案内センターの06-6374-9999です。市の案内では、受付時間は月~金曜日が8時~16時45分、土曜日・祝日が9時~16時45分で、年末年始を除きます。申込の受付時間や処理券の金額は自治体ごとに違うため、神戸市から転居してきた場合も、神戸市の手順を記した「神戸市で自転車を処分するには?|大型ごみの手数料と出し方」ではなく、尼崎市の案内に従ってください。
自転車のごみ処理券は600円
| 品目 | 2026年10月12日時点の市の掲載 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自転車 | ごみ処理券600円 | 電動自転車・ペダル無し自転車・マウンテンバイクを含む |
| 子ども用ペダル無し自転車 | ごみ処理券300円 | 通常のペダル無し自転車と区別されている |
| ホイール(自転車) | ごみ処理券300円 | 50cm以下は「金属製小型ごみ」に出す |
| 電動自転車用バッテリー | 車体から取り外す | 購入店等へ回収を依頼する |
同じ「ペダル無し」という表現でも、子ども用に限って300円と別の金額が記載されています。外したホイールだけを出す場合も、50cmを超えれば大型ごみ(300円)、50cm以下なら金属製小型ごみと分かれます。車体の種類が分かりにくい場合は、自己判断で処理券を買わず、申込時に品目と料金を確かめます。
原付やバイクは大型ごみで出せない
尼崎市の大型ごみは、大型ごみ種類別料金表に載っているものか、最大の辺または径が50cmを超えるものです。一方、二輪車(オートバイ、50cc以下の原動機付自転車を含む)は市で収集せず、クリーンセンターへの持込みもできません。指定引取場所への持込みか、廃棄二輪車取扱店への引取り依頼が案内されています。
ごみ分別辞典でも、原動機付自転車を含むバイクは、まず購入店等へ引き取りを依頼するとされています。ペダル付きの電動アシスト自転車は自転車の区分ですが、原付に当たる車両は大型ごみの申込先ではなく購入店等に相談してください。また、店や事務所など事業活動で出た自転車は市では収集しません。
申込後は予約内容を控える
市は、申込時の予約内容などを必ずメモしておくよう案内しています。収集日、受付番号、必要なごみ処理券の金額を控えてください。尼崎市では土曜日・日曜日の収集は行わず、収集時間も指定できません。
申込状況によっては希望日に収集できないことがあるため、引っ越しなどのときはできるだけ早めに申し込むよう市は呼びかけています。品目の変更や追加があるときは事前に連絡し、インターネットで申し込んだ場合はインターネットから変更・取消しができます。
処理券に受付番号を書いて収集日に出す
申込で料金を確認したら、その金額分のごみ処理券をコンビニエンスストアなどの取扱店で購入します。先に券を買うと、品目区分や必要額が想定と異なったときに使いにくくなります。
処理券に受付番号を記入し、自転車1点ごとに必要枚数を目立つところへ貼って、予約した収集日に出します。サドルカバーの下やフレームの裏側など、収集時に見えにくい位置は避けましょう。
電動自転車のバッテリーは外して購入店へ回収を頼む
尼崎市のごみ分別辞典は、電動自転車も車体の処理券を600円とする一方、バッテリーは取り外して購入店等へ回収を依頼するよう案内しています。バッテリーを装着したまま、車体と一緒に出さないでください。
バッテリーを外すときは電源を切り、取扱説明書の手順に従います。鍵を紛失した、固定部が変形したなどの理由で外せないときは、工具でこじ開けず、購入店に相談してください。膨張、変形、漏液、異常な発熱がある場合も、充電や使用をやめて購入店またはメーカーへ持込方法を確認します。
市の小型充電式電池回収ボックスには入れない
尼崎市は本庁舎と生涯学習プラザに、小型充電式電池などの回収ボックスを設置しています。しかし、市は自転車・自動車・バイク用のバッテリーをこのボックスの対象外と明記しています。
リチウムイオン電池だから回収ボックスに入れられると材質だけで判断せず、用途による除外条件を確認します。購入店が分からない、閉店しているといった場合は、メーカーの回収案内や家庭ごみ案内センターへ相談してください。
自分で持ち込むなら2日前までに予約する
家庭から出たごみを自分で持ち込む場合も、2日前までの予約が必要です。2025年4月1日から持込み場所は大高洲庁舎(尼崎市大高洲町2番地)に変わり、クリーンセンター第2工場では受け入れていません。予約はインターネットか、電話で受け付けています。
電話予約はクリーンセンター(06-6409-0101)で、月~金曜日(祝日を含む、年末年始を除く)の9時~17時です。持ち込めるのは尼崎市内の家庭から出たごみに限られ、ごみの所有者と親族以外は持ち込めません。搬入時には免許証など氏名と住所が記載されたものを提示します。
予約枠は30分ごとで、車1台につき1枠です。職員による荷下ろしは行わないため、自分で車から降ろします。インターネットで取った予約は搬入日2日前の23時59分までネットで取り消せ、搬入日前日からは電話(9時~17時)で取り消します。
処分の前にリユースも検討できる
尼崎市の大型ごみのページでは、ごみとして処分する前のリユースとして、市と協定を結んだ事業者のサービス「おいくら」「ジモティー」を紹介しています。市が行う事業ではないため、利用方法や問い合わせは各事業者の窓口へ連絡します。
譲る場合は、ブレーキやタイヤの状態、電動自転車ならバッテリーと充電器の有無を相手に伝えてください。販売店への相談や買取りを含めた費用の比較は「自転車の処分にいくらかかる?|方法別の費用と手続き」で解説しています。
よくある質問
尼崎市で電動自転車を出す料金はいくらですか?
2026年10月12日時点の市のごみ分別辞典では、電動式を含む自転車はごみ処理券600円です。申込時に品目と料金を確認してから処理券を購入してください。
電動自転車のバッテリーも一緒に出せますか?
出せません。尼崎市は車体から取り外し、購入店等へ回収を依頼するよう案内しています。本庁舎等の小型充電式電池回収ボックスも、自転車用バッテリーは対象外です。
予約せずに大高洲庁舎へ持ち込めますか?
持ち込めません。2日前までにインターネットまたは電話で予約し、搬入時に氏名と住所が記載された免許証などを提示してください。
まとめ
尼崎市で家庭の自転車を処分するときは、大型ごみ収集を事前に申し込み、案内された金額のごみ処理券を買います。2026年10月12日時点の掲載では、電動式を含む自転車は600円です。
電動自転車はバッテリーを外し、購入店等へ回収を依頼します。市の小型充電式電池回収ボックスには入れられません。受付番号を書いた処理券を貼り、予約した収集日に出しましょう。
参考資料
- 尼崎市「大型ごみ(有料・申込制)」(2026年10月12日確認)
- 尼崎市「ごみ分別辞典」(2026年10月12日確認)
- 尼崎市「モバイルバッテリーや蛍光管などの回収ボックスを設置しています」(2026年10月12日確認)
- 尼崎市「家庭から出たごみを持ち込む場合」(2026年10月13日確認)
