PAS Withの24型と26型の違いは、タイヤの大きさだけではありません。24型は全長が短く、車体が0.7kg軽く、サドルを25mm低くできます。26型は適応身長の目安が146cm以上で、24型より選べるカラーが多い構成です。一方、バッテリー容量、変速、走行距離、価格、かごの容量は共通しています。小柄なら自動的に24型、背が高ければ26型と決めず、停止時の足つき、走る姿勢、駐輪場所を一緒に確認しましょう。
PAS Withを車輪サイズと在庫から比較できます
cycle-iでPAS Withの年式、24型・26型、カラー、販売価格をご確認ください。商品名が似ているため、型式まで合わせて比較しましょう。
PAS Withの24型・26型は足つきと駐輪場所で選ぶ
24型は、サドルを低くしたときの足つき、狭い場所での押し歩き、駐輪スペースへの収まりを優先する人に向きます。26型は、サドルを高く調整したときの姿勢が合い、希望する色が26型限定の場合に候補になります。
走行距離やアシスト性能を理由に26型を選ぶ必要はありません。両サイズとも15.8Ahバッテリー、内装3段変速、スマートパワーモード68kmという公式仕様です。体に無理がなく、毎日の出し入れがしやすいほうを選ぶのが基本です。
24型と26型の違いは6項目
2026年10月2日時点の公式仕様を同じPAS With内で比べます。適応身長は、車体をまっすぐ立てた状態で両足が地面に着く目安であり、乗車できることを保証する上限・下限ではありません。
| 比較項目 | 24型 PA24W | 26型 PA26W | 差 |
|---|---|---|---|
| 全長 | 1,785mm | 1,880mm | 26型が95mm長い |
| 全幅 | 560mm | 560mm | 同じ |
| サドル高 | 725~870mm | 750~895mm | 26型が25mm高い |
| 適応身長の目安 | 142cm以上 | 146cm以上 | 4cm |
| 車両重量 | 26.2kg | 26.9kg | 26型が0.7kg重い |
| 軸間距離 | 1,145mm | 1,185mm | 26型が40mm長い |
全幅は同じなので、狭い通路を通るときのハンドル幅は変わりません。差が出るのは前後方向とサドル位置です。自宅や駐輪場では全長を、乗る人にはサドル高と重量を優先して確認します。
身長142~145cmは24型から試す
公式の適応身長目安では、24型が142cm以上、26型が146cm以上です。そのため身長142~145cmの人は、まず24型を候補にします。ただし、同じ身長でも股下、靴底、サドルの幅、停止姿勢によって足の着き方は変わります。目安を満たすだけで通販購入を即決しないでください。
試乗では、サドルに座って直進するだけでなく、停止して片足を着く、降りて車体を支える、傾いた車体を起こすところまで行います。サドルを最低まで下げれば安全とは限りません。低すぎる位置ではペダルが上に来たときに膝が窮屈になり、長くこぎにくくなります。
身長146cm以上でも24型を選べる
26型の目安を満たす人が、必ず26型を選ぶ必要はありません。24型のサドルは870mmまで上げられるため、適切なペダル姿勢と停止時の安心感を両立できるなら選択肢になります。頻繁に乗り降りする、駐輪場で向きを変える、家族に小柄な利用者がいる場合は24型の扱いやすさを優先できます。
一方、背が高い人が24型を選ぶと、サドルを上限近くまで上げても膝が深く曲がることがあります。ハンドルまでの距離が短く感じることもあるため、ペダルを一周させたときの膝と股関節、ハンドルを切ったときの膝の位置を確認してください。調整範囲を超えてシートポストを引き上げてはいけません。
0.7kgの重量差は押し歩きで確かめる
24型は26.2kg、26型は26.9kgで、差は0.7kgです。数字だけを見ると小さく感じますが、車体を傾けて駐輪ラックから出すときや、狭い場所で後輪を動かすときには、重心やタイヤの位置も操作感に影響します。
どちらも26kgを超えるため、階段で日常的に持ち上げる保管方法には向きません。玄関に段差があるなら、前輪を載せ、車体を押し上げ、向きを変える一連の動作を想定します。アシストは乗ってペダルをこいだときに働くもので、持ち上げる重さを軽くする機能ではありません。
駐輪場では全長95mmの差が効く
24型の全長は1,785mm、26型は1,880mmです。差は95mmで、約9.5cmあります。平置き駐輪場では収まっても、前輪をラックに入れた際に後端が通路へ出る、扉の開閉に当たるといった違いが生じます。区画の奥行きだけでなく、出し入れに必要な余白も測りましょう。
上下二段式やスライド式のラックでは、タイヤサイズだけで利用可否を判断できません。重量上限、タイヤ幅、全長、ハンドル同士の干渉について管理者の条件を確認します。自宅保管では、廊下の曲がり角、エレベーターの内寸、前輪を振る空間まで測ると失敗を減らせます。
走行距離とバッテリー容量は同じ
24型と26型は、どちらも25.2V・15.8Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、充電時間は約4.5時間です。公式の一充電走行距離も共通で、強モード62km、スマートパワーモード68km、オートエコモードプラス100kmです。
同じ数値でも、実際の走行距離は坂、気温、荷物、空気圧、発進回数で変わります。26型だから遠くまで走れる、24型だから電池が早く減るとは断定できません。サイズは体への適合と取り回しで決め、必要な充電頻度は日々の経路から見積もりましょう。
内装3段とかご容量も共通
両サイズとも内装3段変速を採用し、約21Lの丸形バスケット、クラス27の後ろキャリア、スタンド連動式ハンドルストッパーを備えます。車輪径を変えても、買い物用途の基本装備は変わりません。
買い物袋がかごに収まるか、後ろキャリアへ用品を追加するかは、サイズ選びとは別に確認します。チャイルドシートを取り付ける場合も、24型・26型という表示だけで適合を判断せず、車体、座席、子どもの年齢・身長・体重を販売店へ伝えてください。
カラーは24型が4色、26型が6色
現行PAS Withでは、ダスティダークブルー、マットナチュラルブラウン、マットグレイッシュベージュ、マットスモーキーブルーを両サイズで選べます。マットフレッシュグリーンとシャンパンシルバーは26型のみです。
希望色が26型限定でも、足つきや取り回しに不安があるなら色だけでサイズを上げないでください。安全に停止できることを優先し、24型の共通色から選ぶ方法もあります。販売店の在庫では年式や型式が混在することがあるため、色名とPA24W・PA26Wをセットで確認しましょう。
家族で共用するなら全員の足つきとこぎやすさを試す
身長差のある家族で共有するときは、最も小柄な人が足を着けるだけでなく、背の高い人が無理なくペダルを回せるかも確認します。24型を低いサドル位置で固定すると小柄な人は扱いやすくても、背の高い人の膝に負担がかかります。
乗る人が替わるたびにサドルを調整するなら、基準位置に目印を付け、固定後にぐらつきがないことを確認する手順が必要です。調整を省きがちな生活になるなら、主に使う人へ合わせるか、一台共用そのものを見直します。
試乗では5つの動作を両サイズで比べる
短い直線を走るだけでは、24型と26型の違いを判断しにくいため、次の動作を同じ順番で試します。
- サドルへ座り、片足を着いて停止する
- 軽いギアで発進し、低速で左右へ曲がる
- 自転車から降り、押しながら方向転換する
- 前かごへ荷物を入れ、スタンドを掛ける
- 駐輪ラックを想定して前後へ動かす
普段使う靴と近い服装で試し、サドル高を記録します。26型でつま先立ちになる、24型で膝が詰まる、どちらも押し歩きが難しいと感じた場合は、PAS With内で無理に決めず、別の車体も比較してください。
購入時は型式と販売価格を確認する
メーカー希望小売価格は、24型・26型とも143,000円(税込)で、バッテリーと専用充電器を含みます。2026年10月2日にcycle-iで確認できたPAS With 2026年モデル26型は119,190円(税込)でした。販売価格と在庫は変わり、24型と26型で同じとは限りません。
通販では商品名に表示されたサイズ、年式、PA24WまたはPA26Wという型式、カラーを注文前に確認します。サイズ違いや乗車感を理由とする返品を前提にせず、判断に必要な数値が見つからない場合は販売店へ問い合わせましょう。
よくある質問
PAS Withの24型は26型より走行距離が短いですか?
いいえ。現行モデルの公式値では、バッテリー容量と各モードの一充電走行距離は共通です。実際の距離は道路状況や荷物、気温などで変わります。
身長150cmなら24型と26型のどちらですか?
公式の適応身長目安は両方満たしますが、数字だけでは決まりません。両サイズでサドルを適切に調整し、停止時の足つき、ペダルを回した姿勢、押し歩きを比べてください。
26型のほうが速く走れますか?
車輪が大きいことだけで、公道での速さやアシスト上限が高くなるわけではありません。両サイズとも同じ法令基準に沿う電動アシスト自転車です。交通状況に合った安全な速度で走行してください。
まとめ
PAS Withの24型は全長1,785mm、26.2kg、サドル高725~870mmで、足つきや狭い駐輪場所を重視する人に向きます。26型は全長1,880mm、26.9kg、サドル高750~895mmで、適応身長目安は146cm以上です。
容量、変速、走行距離、基本装備、メーカー希望小売価格は同じです。身長だけで選ばず、両サイズで停止、発進、押し歩き、スタンド操作を試し、自宅の駐輪区画も測ってから決めましょう。
