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DAHONの20型折りたたみを比較|Boardwalk・Speed

DAHONの20インチ折りたたみ自転車には、街乗り向けのBoardwalk、軽さを意識したVitesse、走行性に軸を置くSpeed系があります。ただし、CYCLE iの掲載車には2024年モデルと2020年モデル、国内系とDAHON International系が混在しています。

同じ20インチでも406と451ではリム径が異なり、D7とD8では変速段数も違います。モデル名だけで新旧仕様を混ぜず、年式、重量の測定条件、折りたたみ寸法まで確認して選びましょう。

DAHONの20型を年式別に比べる

街乗り、持ち運び、長距離のどれを優先するか決め、車輪規格と重量を確認してください。

6車種の違いを一覧で確認する

2024年モデルはBoardwalk D7、Speed Falco、Speed RBです。2020年モデルのBoardwalk D8、Vitesse D8、Speed D8 Airless2.0はDAHON International名義で掲載されています。年式の異なるD8を現行D7の上位版とは考えないでください。

掲載モデル 年式・系列 変速 フレーム 主な特徴
Boardwalk D7 2024・国内 外装7段 クロモリ 泥除け付きの街乗り仕様
Boardwalk D8 2020・International 外装8段 クロモリ クラシックな外観と8段変速
Vitesse D8 2020・International 外装8段 アルミ ペダルを除き9.9kg
Speed D8 Airless2.0 2020・International 外装8段 クロモリ 空気を使わないタイヤ
Speed Falco 2024・国内 外装8段 クロモリ 451規格で長めの走行向け
Speed RB 2024・国内 2×10段 クロモリ ドロップハンドルとディスク

街乗り中心ならBoardwalk D7

Boardwalk D7は20×1.50の406タイヤ、外装7段、クロモリフレームを組み合わせたモデルです。重量は12.5kg、折りたたみ寸法は幅78×高さ65×奥行34cmで、泥除けとスタンドも標準装備されています。

短い通勤、買い物、休日の散策で、追加装備を少なく始めたい人に向きます。7段の12-28Tは街乗りの基本範囲をカバーしますが、急坂を頻繁に走るなら、最も軽いギアで発進できるかを試してください。

Boardwalk D8は2020年の別系列モデル

Boardwalk D8はDAHON Internationalの2020年モデルです。4130クロモリフレーム、外装8段、20インチを採用し、CYCLE iの詳細欄では重量12.8kgとされています。D7より数字上の段数は一つ多い構成です。

しかし、D7からD8へ連続した現行グレードとして比較するのは適切ではありません。販売系列と年式が異なり、タイヤ、変速部品、付属品も同じとは限らないためです。中古車を含めて検討するときは、車体ラベルと取扱説明書から仕様を確認しましょう。

Vitesse D8は持ち運ぶ回数が多い人向け

Vitesse D8はDalloy Sonusアルミフレームを使い、ペダルを除いた重量が9.9kgです。折りたたみ寸法は幅77×高さ65×奥行33cmで、外装8段、20×1.35の細めのタイヤを備えます。

6車種の中では持ち上げる負担を抑えやすく、階段、車載、室内保管を繰り返す人の候補です。ただし、9.9kgはペダルを含まない値です。他車と比べるときは、ペダル、スタンド、鍵、ライトを付けた状態の、実際に持ち運ぶ重さで比べてください。

Speed D8 Airless2.0は空気補充が不要なタイヤの乗り心地を試す

Speed D8 Airless2.0は、空気の代わりにポリマー樹脂を使うエアレスタイヤを装着した2020年モデルです。4130クロモリフレームと外装8段、11-30Tを組み合わせ、空気圧管理を必要としない点を特徴としています。

一方、エアレスタイヤは一般的な空気入りタイヤより硬さや転がりの重さを感じることがあります。交換できる店舗も先に確認が必要です。「パンクしにくい」という一点だけで決めず、段差での衝撃とこぎ出しを試しましょう。

Speed Falcoは451規格のホイールを採用し、長めの距離を走りたい人向け

Speed Falcoは451ホイールと20×1-3/8タイヤ、外装8段の11-32Tを採用します。重量は12.0kg、収納時は幅82×高さ66×奥行36cmです。クロモリフレームの細身の外観と、20型の中では大きめの車輪を両立しています。

駅までの短距離だけでなく、目的地で長く走りたい人に向くモデルです。ただし、451は同じ20インチの406タイヤと互換ではありません。交換用品は「20インチ」だけで購入せず、タイヤ側面の規格を合わせてください。

Speed RBはドロップハンドルと20段変速

Speed RBはSpeed Falcoを基礎に、ドロップハンドル、Shimano Tiagraの2×10段、ディスクブレーキを組み合わせた走行重視モデルです。451ホイールに20×1-1/8タイヤを装着し、重量は12.0kgとされています。

収納時は幅82×高さ66×奥行56cmで、Falcoより奥行きが20cm増えます。ドロップハンドルは走行時に複数の握り位置を使えますが、畳んだときの薄さを優先する人には不利です。ブレーキレバーへ確実に指が届くかも試してください。

406と451は同じ20インチでも互換ではない

車輪規格 主な掲載モデル 選ぶときの特徴
406 Boardwalk D7・D8、Vitesse D8、Speed D8 Airless2.0 街乗り用タイヤの選択肢を確認しやすい
451 Speed Falco、Speed RB 外径が大きく、舗装路の走行性を意識

406と451はリム径をミリメートルで示したETRTOの値です。どちらも販売上は20インチと呼ばれますが、406規格のタイヤを451規格のリムに取り付けるなど、異なる規格を組み合わせることはできません。チューブもタイヤ幅とバルブ形式を含めて選びます。

フレーム素材は持ち運びと乗り味で比べる

Vitesse D8はアルミ、ほかの比較対象はクロモリです。アルミだから常に軽い、クロモリだから常に快適とは断定できませんが、今回の掲載値ではVitesse D8が最軽量です。

クロモリは鉄を含むため、濡れたまま放置せず水分を拭き取り、塗装の傷を確認します。素材名だけでなく、完成車重量、タイヤ、乗車姿勢、折りたたんだ状態の持ち手を合わせて比べてください。

折りたたみ寸法は奥行きの差に注目する

Boardwalk D7は78×65×34cm、Vitesse D8は77×65×33cm、Speed Falcoは82×66×36cmです。数センチの差でも、玄関棚、車の荷室、電車内で置く向きによって収まり方が変わります。

Speed RBの折りたたみ時の奥行きは56cmです。収納時の薄さを優先する場合は、置き場所に収まるかを特に確認してください。保管場所は車体寸法ぴったりではなく、持ち上げる手と扉を動かす余白を加えて測りましょう。

価格を比べるときは年式とモデル系列の違いも確認する

2026年10月5日にCYCLE iで確認した掲載価格は、Boardwalk D7が69,000円、Speed Falcoが92,000円、Speed RBが187,000円です。2020年モデルはBoardwalk D8が62,700円、Vitesse D8が88,000円、Speed D8 Airless2.0が90,000円でした。

いずれも税込価格ですが、2020年と2024年のモデルが混在しているため、価格差だけでグレードの違いを判断しないでください。国内系とInternational系という系列の違いもあります。注文時には年式、仕様、送料、防犯登録、輪行袋などを含む総額を確認してください。

輪行は重量だけでなく袋への収め方を試す

電車で運ぶなら、車体全体を専用袋へ収納し、鉄道会社の手回り品ルールを確認します。軽いVitesse D8でも、折りたたみ、袋へ収める、階段で持つ、展開する流れが自分でできなければ負担になります。

DAHON公式の適合表では、Boardwalk D7とSpeed FalcoにSlip Bag 20インチが対応し、Speed RBはSlip Bag XLが候補です。年式で適合が変わるため、袋の名称だけで注文せず、車種名と製造年を販売店へ伝えてください。

6車種を用途から絞る

優先する条件 先に比べる車種 確認する点
泥除け付きで街乗り Boardwalk D7 7段で坂に対応できるか
旧年式の8段Boardwalk Boardwalk D8 2020年仕様と整備履歴
階段や車載の負担を減らす Vitesse D8 ペダルを含む実重量
空気圧管理を避けたい Speed D8 Airless2.0 硬さと交換できる店舗
目的地で長めに走る Speed Falco 451規格と12.0kg
ドロップハンドルで走る Speed RB 20段、ディスク、収納奥行

DAHON全体から候補を選び直す場合は、DAHONの折りたたみ自転車の選び方も確認してください。14インチの携帯性を求める場合は、今回の20インチ比較とは判断軸が変わります。

購入前に年式と実車を確認する

  1. 国内系かInternational系かを商品名で確認する
  2. 2020年か2024年か、車体ラベルと説明書を見る
  3. 406か451か、タイヤ側面の表示を確かめる
  4. ペダルや用品を含む重量で持ち上げる
  5. 折りたたみと展開を行い、全ヒンジを固定する
  6. 保管場所と輪行袋へ実際に収まるか測る

旧年式を選ぶ場合は、価格だけでなくタイヤ、ブレーキ、チェーン、ヒンジ、ワイヤーの状態と交換部品の確保も重要です。がたつきや固定不良がある車体には乗らず、DAHONを扱う店舗で点検を受けてください。

よくある質問

Boardwalk D7とD8は変速段数だけが違いますか?

いいえ。CYCLE i掲載のD7は国内系2024年モデル、D8はInternational系2020年モデルです。変速段数に加え、年式、販売系列、重量、部品、付属品を分けて確認してください。

DAHONの20インチなら同じ輪行袋を使えますか?

同じとは限りません。Speed RBはドロップハンドルのため収納時の奥行きが大きく、公式適合表でもほかの20型とは候補の袋が異なります。車種と年式で適合を確認しましょう。

まとめ

街乗り装備を重視するならBoardwalk D7、持ち運びの軽さならVitesse D8、走る距離を伸ばすならSpeed Falco、ドロップハンドルと20段変速ならSpeed RBが主な候補です。Boardwalk D8とSpeed D8 Airless2.0は2020年の別系列車として扱います。

6車種を「DAHONの20インチ」だけでまとめず、年式、系列、タイヤ規格(406・451)、折りたたみ寸法を確認して比較してください。重量は、ペダルなどの付属品を含むかどうか、条件をそろえて比べましょう。旧年式では整備状態と交換部品も購入判断に含めましょう。

参考資料