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tern SURGEとSURGE PROの違い|装備と価格を比較

tern SURGEの評判を調べると、ロードバイクらしい外観や小径車の扱いやすさに注目が集まります。ただし、標準のSURGEと上位のSURGE PROでは、変速、フロントフォーク、ホイール、重量、価格が異なります。

両車とも20インチ451規格の非電動ミニベロロードで、折りたたみ機構はありません。見た目だけでグレードを決めず、街乗りを中心にするのか、距離を伸ばして細かな変速や軽さを生かしたいのかを整理しましょう。

SURGEの2グレードを装備から選ぶ

走る距離と道の起伏を基準に、8速の標準車と10速のPROを比べてください。

SURGEとSURGE PROの主な違い

公式仕様を比べると、フレームの基本形状、車輪径、サイズは共通です。価格差は、PROのフルカーボンフォーク、Shimano Tiagraの2×10速、少ないスポークで構成された40mm高のホイールなどに表れています。

比較項目 SURGE SURGE PRO Delta
変速 Shimano Claris・2×8速 Shimano Tiagra・2×10速
前ギア/後ろギア 52/36T・11-28T 52/36T・11-25T
フォーク アルミ フルカーボン
ホイール 451・30mm高 451・40mm高
タイヤ CST 20×1-1/8 Schwalbe One 20×1-1/8
重量 9.9kg 8.9kg
公式価格 118,800円 237,600円

価格は2026年10月5日にtern日本公式サイトで確認した税込額です。PROの価格は標準車の2倍ですが、1kgの軽量化だけに支払う差ではありません。変速系、フォーク、ホイールをまとめて上位仕様にした完成車として判断する必要があります。

街乗り中心なら標準SURGEから検討する

標準SURGEはShimano Clarisの2×8速を採用し、前52/36T、後ろ11-28Tの組み合わせです。平坦な舗装路から緩い坂まで、街中で速度とこぎやすさを調整できる16通りの組み合わせを持ちます。

毎日の短距離移動や休日の街乗りが中心で、10速の細かな段数を必要としない人には合理的です。アルミフォークと9.9kgの車体は、一般的なシティサイクルから乗り換えると軽く感じやすい一方、路面の細かな振動は試乗して確かめてください。

長い距離と装備を重視するならSURGE PRO

SURGE PRO DeltaはShimano Tiagra 4700の2×10速です。前52/36Tと後ろ11-25Tを組み合わせ、隣り合うギアの差を小さくして、速度や脚の回転に合わせた調整をしやすくしています。

フルカーボンフォークと8.9kgの軽さは、距離を伸ばしたい人や加減速の多い経路で利点になります。ただし、上位部品がすべての利用者に必要とは限りません。週末にどの程度走るか、坂の勾配や持ち運びの頻度まで含めて価格差を評価しましょう。

PROはカーボンフォークと深いホイールを装備

標準SURGEのフォークはアルミ製で、PROは専用設計のフルカーボン製です。PROのKinetix Pro Deep dishホイールは451規格、リム高40mm、前後16本スポークです。標準車は30mm高で、前24本・後ろ28本となっています。

カーボンフォークは軽さや振動の伝わり方に影響しますが、衝突や転倒後の損傷を外観だけで判断できないことがあります。車体を倒した、強い段差へ当てた、亀裂や異音があるときは乗車を続けず、販売店で点検を受けてください。

変速段数よりギア比の違いを見る

PROは20段、標準車は16段ですが、段数が多いほど急坂に強いとは一概にいえません。最も軽い組み合わせは、両車とも前36Tに対して、標準車が後ろ28T、PROが25Tです。数値上は標準車のほうが軽いギアを選べます。

一方、PROは後ろ10段によって変速の間隔を細かくできます。平坦路で一定の速度を保ち、脚の回転数を微調整したい人に合う構成です。坂を重視するなら「PROだから有利」と決めず、実際の勾配で軽いギアを試してください。

SURGEの20インチは451規格、406用タイヤとは共用できない

両車の車輪は20インチの451規格です。同じ20インチでも、折りたたみ車で多い406規格とはリム径が異なります。交換用タイヤやチューブは「20インチ」だけで選ばず、側面のETRTO表示と幅を確認してください。

451は小径車の中では大きめで、SURGEはドロップハンドルと組み合わせて舗装路での軽快さを狙っています。それでも大径ロードバイクと同じ挙動ではありません。段差や縦溝へ斜めに入り、手前で減速する習慣が必要です。

サイズと適応身長は両グレードで共通

SURGEとSURGE PROは470mmと520mmの2サイズです。公式の適応身長は470mmが160~170cm、520mmが170~180cmで、境目の170cm前後では両方が候補になります。

サイズは身長だけでは決まりません。サドルからハンドルまでの距離、前傾の深さ、下ハンドルを握ったときのブレーキ操作、停車時の足つきを比べます。470と520ではハンドル幅やステム長も異なるため、境目の人ほど実車で確認しましょう。

ドロップハンドルとSTIレバーに慣れが必要

両車はドロップハンドルと、ブレーキ操作と変速を一体化したSTIレバーを使用します。フラットハンドルから乗り換える人は、ブラケット、上部、下部で姿勢とブレーキへの指の届き方が変わります。

購入時にレバーの使い方を教わり、安全な場所で発進、変速、停止を練習してください。下り坂で初めて下ハンドルを試すのは避けます。手が小さい人は、ブラケットを握った状態で確実に制動できるかを優先しましょう。

キャリパーブレーキはリムとシューを点検する

両車のブレーキはキャリパー式です。リム側面をブレーキシューで挟んで止めるため、シューの溝、片減り、リム面の汚れ、レバーを握ったときの引きしろを定期的に確認します。

雨天は乾いた路面より制動距離が伸びるため、速度を抑えて早めに操作してください。PROのホイールを別の素材へ交換する場合は、リムに適合するブレーキシューが必要です。ホイールだけを選ばず、ブレーキとの組み合わせを店舗へ相談しましょう。

CYCLE iの2024年モデルは価格と仕様を照らし合わせる

2026年10月5日にCYCLE iで確認した2024年モデルの掲載価格は、SURGEが108,000円、SURGE PROが216,000円です。表示された希望小売価格は公式の現行価格と一致していますが、販売価格、送料、追加部品、防犯登録などを含む総額は注文画面で確認してください。

部品は製造時期やカラーで変更されることがあります。購入前には、ClarisかTiagraか、変速段数、フォーク素材、ホイール、タイヤを商品ページの対象車と照らし合わせましょう。公式の現行仕様を過去の車体へそのまま当てはめないことも重要です。

SURGEはロードバイクと同じとは限らない

SURGEはドロップハンドルとロード用コンポーネントを備えますが、20インチ451規格のミニベロロードです。一般的な700Cロードバイクに比べて車体を扱いやすい一方、タイヤの選択肢、段差の越え方、速度を維持したときの感覚は異なります。

長距離で大径車も候補に入るなら、クロスバイクとロードバイクの違いも確認してください。保管場所、走行距離、荷物、前傾姿勢への慣れを同じ条件で比べると、車輪径だけに偏らず選べます。

SURGEとPROを選ぶ手順

  1. 普段の走行距離と坂の多さを整理する
  2. 470mmと520mmを試して姿勢を比べる
  3. 8速と10速で変速間隔や軽いギアを試す
  4. 標準車とPROを持ち上げて1kg差を確かめる
  5. フォーク、ホイール、タイヤを含む対象年式の仕様を見る
  6. スタンドやペダルなど必要な装備を含めて総額を出す

PROの装備に魅力を感じても、実際には使わない装備のために追加費用を払う必要はありません。標準SURGEで不足する場面を具体的に説明できるかを判断基準にすると、グレードを選びやすくなります。

よくある質問

SURGEとSURGE PROは折りたためますか?

どちらも折りたたみ機構を持たない固定フレーム車です。ternには折りたたみ自転車もありますが、SURGEは20インチのミニベロロードとして区別してください。

SURGE PROは標準SURGEより坂に強いですか?

必ずしもそうではありません。PROは変速間隔が細かい2×10速ですが、最も軽い後ろギアは25Tで、標準車は28Tです。坂の勾配と脚力に合うか試乗で確認してください。

まとめ

標準SURGEはClarisの2×8速、アルミフォーク、9.9kgで、街乗りから休日の舗装路走行までを価格とのバランスで選びやすいモデルです。SURGE PROはTiagraの2×10速、フルカーボンフォーク、深いホイール、8.9kgを備え、走行装備を重視する人に向きます。

両車とも451規格、470・520mmの2サイズ、固定フレームという基本は共通です。価格差を重量だけで判断せず、変速の細かさ、フォーク、ホイールを普段走る距離や道に合っているかで選んでください。

参考資料